ペロの部屋

El  cuarto  del  Perro

　『ペロの部屋』なんて映画が、実際にあるわけではありません。
　ペロ ( perro) とはスペイン語で「犬」のこと。
 
　ペロ、ペロ、ペロ・・・・いかにも犬が女主人様の御美足（おみあし）を嘗めている感じですね。小説『家畜人ヤプー』にも同じ名前の犬人間が登場するのを、『ヤプー』の熱心な読者ならご存じのことでしょう。

　このページでは、女性の脚許に犬のようにかしずき、御美足に接吻を捧げる男たちや、Ｍ男ならずとも思わず跪きたくなるような眩いばかりの脚線美を、映画のシーンなどから拾ってみました。

ヘミングウェーの『武器よさらば』を映画化したものですが、戦前の日本では『武器よさらば』ではマズいということから『戦場よさらば』というタイトルになりました。それにしても、クーパアが脚フェチとは・・・・

　『北ホテル』（１９３８、仏）

美脚のアルレッティにキッスを捧げるベルナール・ブリエ。映画の舞台になった北ホテル（Hotel du Nord)  は、パリのサン・マルタン運河のほとりに実在します

麗しのオードリー

女主人の足許に侍べり 彼女の美を引き立てる犬たち		足許の犬たちに注ぐ眼差しの優しさ

『麗しのサブリナ』（１９５４、米）

「ローマの休日」につづく、オードリー・ヘプバーンの主演第２作。気品あふれる彼女の足許につながれて、ワンちゃんたちも得意げです

オードリーとフェラガモ。彼の靴工房にて

裾割れからすらりと零れ出た 御美脚の気品		衣服に包まれながらも、そのアウトラインによって暗示された御魅脚の美線が、露出された僅かな部分の美を一層輝かせる

女王様萬歳！

後にモナコ公国の女王様になられた、グレース・ケリー様。今は故人となられてしまいました。下々の身には、女王様の若き日の輝くばかりのお美足を拝見するのは、勿体無く、畏れ多くも、ありがたいことでございます。

羨ましき執事たち

A.A.A.Massaggiatrice bella prezenza  offresi (1972,伊）		The Balcony (1963,米）

つづく