東京・池袋の「ユリイカ」といえば、女性上位系カミングアウトサロンとして、弊サイトをお訪ねになる皆様におかれましてはとっくにご存知の方が多いことと存じます。 「ユリイカ」は、今月（2021年2月）、オープン１７周年を迎えました。 「ユリイカ」恒例の周年記念グッズ。 今年は、な、なんと、弊サイトの直球ド真ん中、「人間馬」がテーマでございますぢゃ〜〜〜！ メイングッズは、人間馬をデザインしたＴシャツ。愚仙人が勝手に略して「馬シャツ」。 『宮本から君へ』、『愛しのアイリーン』などの作品で知られるマンガ家、新井英樹さんが、今回のグッズのために描きおろした「人間馬を駆って戦うミストレス軍団」のマンガ作品がプリントされております。 (A)：作品がシャツ全体にプリントされたものもあれば、 (B)〜(E)：シャツの前面、胸の部分に、よく見ると分かる感じにデザインされたものもあります。

7,800円(税込み)

4,500円(税込み)

Ｔシャツのほか (Ｆ)〜（Ｉ）：マスク (Ｊ)-(Ｋ)：エコバッグ （Ｌ）：リングノート もございます。

1,700円(税込み)

2,500円(税込み)

2,000円(税込み)

申し込みはインターネットで！ ……というのはナシです。 「ユリイカ」もしくは「カフェユリイカ」に足を運んで申し込みます。 「ユリイカ」は、現在、不定期営業です。防疫上、人が集まりすぎるのを避けるため、来店前に予約しないといけません。 営業日等、詳しくは「ユリイカ」のＨＰかTwitterでチェックしましょう。 「カフェユリイカ」は、今年１月に始まりました。 「ユリイカ」と同じ場所で月曜・火曜の14:00〜20:00に開かれています。予約は要りません。 少なくとも３月一杯は毎週開くとのことです。 「カフェユリイカ」は、特にヘンタイさん御用達というわけではなくて、カムカム・エブリバディな普通の喫茶室です。 とはいえ、そこはそれ、「ユリイカ」のカフェですから、ソレ系の雑誌も置いてあれば、ソレ系の会話も平気でできます。 ヘンタイの皆様の中にも、なぜか 「ユリイカは敷居が高い」 と感じて、敬遠なさっている方たちもいらっしゃるようです。 その点、「カフェユリイカ」は気軽に入りやすいのでしょうか、愚仙人がここでとぐろ巻いておりますと 「ユリイカにはこれまで来たことがありませんでした」 とおっしゃる方がちらほらお見えになります。 「ユリイカ」未経験の皆様も、この際ぶらっと「カフェユリイカ」に来てみて、ついでに１７周年記念グッズを注文されてはいかがでしょうか。

「ユリイカ１７周年記念グッズ」、デザインの元になったマンガは４ページの作品です。 「ユリイカ／カフェユリイカ」には、原画のコピーが置いてあります。 馬派Ｍの愚仙人にとりまして、すこぶる面白い作品でございます。 登場するお馬さんは、女騎手様の移動の手段として使役されています。 ですから、「四つん這い型」はありません。 スピードを出すことが（妄想上）可能な肩車型や馬車馬型、あるいは騎馬戦スタイルです。 「お馬さんごっこ」ではなく、「人間馬」と呼ぶにふさわしい。 それも、プレイとしての「人間馬」ではなく、実用の人間家畜です。 そして、戦いの中で、敵の女性戦士の放つ矢に射抜かれ、バタバタ倒れるんです。 『ヤプー』に描かれた「黒奴狩り」を想わせる、ハードなマゾヒズムでございます。 作者の新井英樹さんという方、多分マゾヒストではないだろうに、どうしてこういうマゾヒストの心を掴む作品が描けるのであろうか…と疑問に思いました愚仙人。 「ユリイカ」サイトに掲載の彼のコラム「H.A.コンフィデンシャル　1」　「H.A.コンフィデンシャル２」　を読んでみました。 これが実に面白い。 マゾヒストではないと自認する新井さんが、ひょんなきっかけから「ユリイカ」に遊びにきて、そこで繰り広げられる異世界をどぎまぎしながら探索していきます。 その心の動きが巧みに描写され、そうした世界にどっぷり浸かっているはずの愚仙人も、初心な頃が思い出されて、ドキドキしてしまいました。

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